白馬八方温泉は、長野県白馬村の西部、八方尾根の麓に位置する温泉地で、北アルプスの白馬槍ヶ岳(2,903m)直下、南俣川右岸に泉源があります
源泉は、1号井と3号井を混合し、5カ所の日帰り入浴施設、約75軒の宿泊施設、3カ所の足湯にお湯を供給しています。
このうち八方の湯の露天風呂及びおびなたの湯のつぼ湯は、溶存水素濃度が基準値を超えており、天然水素泉としてご堪能いただけます。
「温泉分析書」から読み取れる内容は以下の通りです。
1. 泉温 49.7℃ 湧出口での泉温が42℃以上で「高温泉」
2.水素イオン濃度(pH) 11.2(採取時) 11.6(分析時)
pH10以上で「アルカリ泉」(湧出からの時間経過の違いにより施設ごとにお湯の感覚が変わります)
3.溶存物質 128.2mg/kg
溶存物質が1kg中に1,000mg未満で「単純泉」、また、8,000mg以下で「低張性」。人間の細胞液と等しい浸透圧を持つ生理用食塩水の濃度より薄いものが低張性、同じで等張性、濃いと高張性です。
4. これらの特徴から、白馬八方温泉は「アルカリ性単純温泉」(アルカリ性低張性高温泉)と分類されます。
温泉分析書


