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八方尾根の地質を形成する
「蛇紋岩(じゃもんがん)」が生んだ
奇跡の名湯。
つるつる
すべすべ
奇跡の温泉
白馬八方温泉の
魅力に迫る。
白馬八方温泉は、長野県白馬村の西部、八方尾根の麓に位置する温泉地で、北アルプスの白馬槍ヶ岳(2,903m)直下、南股右岸に源泉があります。
源泉は、1号井と3号井を混合し、4カ所の日帰り入浴施設、約65軒の宿泊施設、3カ所の足湯にお湯を供給しています。
泉質は単純温泉ですが、水素イオン濃度(ペーハー)が11.2と非常に高く、高アルカリ泉と呼ばれています。
また泉温は49.7℃と高いため、アルカリ性低張性高温泉と分類されています。
世界の科学者も魅了する温泉
白馬八方温泉エリアは八方尾根の地質を形成する蛇紋岩と、熱水が反応してできた温泉で高アルカリ性で水素含有量が高い特徴のほか、生命の元となるメタンなどの炭化水素が含まれてることがわかりました。 生命が誕生した40億年前の環境に近いとされ、「生命の起源」を解く研究者から注目を集めています。
JYAMONGAN
八方尾根はフォッサマグナの西の縁の糸魚川-静岡構造線に位置していて、日本では珍しい蛇紋岩(じゃもんがん)が地上に表れている場所です。
その蛇紋岩(じゃもんがん)と熱水が反応してできた温泉が白馬八方温泉ですが、東京工業大学地球生命研究所が温泉のサンプルを分析したところ、源泉に近い部分では溶存水素濃度が基準値を超えていることがわかりました。
また「おびなたの湯」と「八方の湯の露天風呂」においても天然水素の観測をしていることから日本唯一の天然水素温泉であると発表しました。
REPORT
※これらの特徴から、白馬八方温泉は「アルカリ性単純温泉」(アルカリ性低張性高温泉)と分類されます。
ONSEN DISTRIBUTION
八方尾根開発は白馬八方温泉の源泉を
所有しており、八方地域の約80軒の施設に
お湯を供給しています。