八方尾根の5つの温泉は全て日帰り温泉です。
八方温泉の高アルカリ
白馬八方尾根は日本有数の蛇紋岩地帯です。白馬八方温泉もこの蛇紋岩地層より湧出しています。蛇紋岩は地下深部のマントルを構成する岩石のひとつと考えられています。
白馬八方温泉の特徴である高アルカリは、この蛇紋岩が地下深部のプレート運動によって上昇する過程で、高圧・高温下で凝縮され地下水との化学反応を経ることによりPH11を超える世界的にも稀な高アルカリ温泉の造成につながっていると考えられます。
八方温泉の泉質と効能
- 泉質
- アルカリ性単純温泉
- 源泉温度
- 約51℃
- 適応症
- 神経痛・筋肉痛・関節痛・うちみ・くじき・冷え性・疲労回復 等
(適応症は1回の入浴で効果のあるものではありません)
白馬八方温泉は長野県北部、白馬村にある北アルプス白馬三山連なる八方尾根の麓に広がる温泉地です。100軒以上の個性あふれる温泉宿泊施設があります。
白馬八方の自然や高地環境、特有の気候などによる転地効果とあいまって、またトレッキングやスノースポーツなどの運動との相乗効果により、身体のリフレッシュやリハビリテーションに適した温泉地です。
八方温泉の泉質
白馬八方温泉はアルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)です。
PHが8.5以上でアルカリ温泉。
体に対する浸透圧が低いと低張性。
温泉1kgあたりの溶存物質が1,000mg以下で単純温泉。
源泉での温度が42℃以上で高温泉。
ということで上記の泉質になります。
一般にアルカリ温泉は美肌効果があるといわれ、溶存物質が少ないのでからだに影響を与える物質が少ないという優しい温泉。万人むけの「八方美人の湯」とも言えます。
八方温泉の効能
白馬八方温泉は溶存物質の少ない単純泉である為、適応症としては一般適応症である温熱作用による適応症が掲示されています。これは、泉質のところでもふれたように万人むけの優しい温泉といえます。
しかし、この温熱作用は入浴することにより体内深部体温を上げて免疫力を高めたり、温度という刺激により痛みを柔らげたりする効果があります。
白馬八方の自然や高地環境、特有の気候などによる転地効果とあいまって、またトレッキングやスノースポーツなどの運動との相乗効果により、身体のリフレッシュやリハビリテーションに適した温泉地といえます。